実印に最適な印材とは？

こんにちは。手彫り印鑑の通販・せんば堂の店主近藤です。実印の耐久性とその印材の関係についてお話したいと思います。

実印に最適な印材は？

実印・銀行印にお勧めの印材は象牙、白水牛、黒水牛となります。中でも象牙は抜群で、牙の部位の中でも、印鑑に使われる部分は耐久性が高く、耐摩耗性にも優れています。象牙印鑑は印面の欠けや磨り減りが起こりにくいという利点もあり、象牙印鑑は丁寧に扱えば一生ものとして使える丈夫な印鑑お思って頂いて大丈夫かと思います。象牙が実印・銀行印に向いているのは優れた耐久性なのです。

では、本柘は弱いのか？

いいえ。そんなことはありません。木製印材の中では比較的耐久性が高いと言われる本柘ですが、やはり木製であることには変わりありませんので、乾燥や湿気、衝撃には弱いので管理面だけ気を付けてください。本柘印鑑の捺印性の高さは、繊維の細かさゆえです。朱肉が印面に馴染みやすく美しい印影が得られます。また、他の印材より一般的に安価なのも魅力の一つです。1965年以降（昭和40年代頃）印材として多く流通し、開運吉相印鑑の印材として今の地位があるのです。

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